まるで人生だね

最近考えてること。サブカル。

今日は映画の日なので

 

ハガレンの実写観てきました。このやり場のない気持ちをどうしたらいいのか分からないので心を落ち着かせる為に感想を箇条書きで。ネタバレほぼ無し。

 

よかったところ

・初見の人へ分かりやすくしようと頑張ってる脚本

・アルのCGは重みもあってかっこよかったかな

大泉洋のタッカーちょうよかった

・ヒューズとラストもそれっぽくてニッコリ

・真理くん迫真の演技

・原作を知ってるからこそ、多すぎる差異を新鮮な気持ちで観れた所はあるかもしれない

 

よくなかったところ

上記の脚本の弊害で全員無能と化した登場人物

・同じく脚本の弊害で特にアホの子と化した本田翼

・アームストロング、スカー、師匠あたりは未登場

・ ✕指パッチン 〇火炎放射器

・コンテのせいか、なんだかカッコ悪いシーンばかり

・再翻訳されたかのようなチグハグな台詞

・圧倒的血糊不足

エド、アル、見せ場無し!w

・アル以外のCGはだいたい残念

ホークアイがブス

・続編だけはマジでやめてください

 

 

僕は原作と全然設定の違うアニメ1期も大好きな人だから諸々の改変は別にそれでいいと思う、でもそれはあくまで面白い事が前提の話。この映画ではメインキャストの棒演技と薄っぺらい描写でキャラクターに魅力を感じられなかったし、なにより脚本がイマイチで何処が最大の盛り上がりなのか掴めないまま終わってしまった印象。起承転結がぬるっとしてる。色々詰め込みすぎでとっちらかってる。1本の映画としてなんだかつまらなかった。まあファミリー層向けだと割り切れば楽しめるのかな~~~~

監督のインタビュー読むとハガレンが好きな事は伝わるしなるべく印象的なシーンを再現したかったのも理解できるから、それならいっそドラマでやっちゃう方が尺的にも監督のやりたい事出来たんじゃないかな。さらに予算減っちゃうだろうし元々CG監督の人だしドラマ監督はやった事ないらしいし、無理なのは分かるけども。他の漫画実写化にも言える事だけど、もはや映画という媒体が合わなかったのかなって感じ。色々大人の事情がわちゃわちゃしてるんだろうな、悲しいなぁ...

しかし今回の映画化でグッズとか原画展とか色々催しもやってくれたから、そういう意味では実写化もいいものだったかも。入場特典の短いマンガとはいえまさかまたハガレンを読めるとは思わなかったしね。銀の匙アルスラーン戦記で結構絵が変わったなと思ってたけど杞憂だった、懐かしい気持ちになった。単行本、完全版、1期DVDボックスと集めてきたいちファンとしては、またハガレンというコンテンツが盛り上がってくれて嬉しかったな。キモオタみたいな事言ってて恥ずかしい。早く2期のボックスも出してくれ。以上。

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