なんとなく文章を書きたくなったので、久々に筆を取ろうと思う。実に3年ぶりのブログ更新である。
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過去にアップした、オルタナ/プログレをボロクソに書いた記事のせいか、なーんにもアップしていないこの3年で当ブログの総アクセス数が2万に迫っていて恐怖に震えた。
当時怒りに任せて書きなぐった記事。感情論マシマシレビューという負の遺産。己への戒めのために残していたが、消した方がいいのかもしれない。怖い。
きっといま改めて鑑賞すればもう少し冷静に評価をできるのかもしれない。見ないけど。
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筆を取ったはいいものの、特に何を書くか決めてないので困った。以前のように日記調で身の周りの出来事を書くのもいいが、3年も経っていては、環境や心境の変化ゆえに何をどこまで書けばいいのかも分からなくなる。
今週は...
...クソみてえな気分になったので、無難に最近のこととか書こうと思う。
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アイマスのハナシ。
ここ1~2年で一番時間とお金を費やしたのは、やはり『アイドルマスターシャイニーカラーズ』、通称シャニマスではなかろうか。
シャニマスには2018年4月にサービスが開始して間もない頃に少し触れていたのだが、当時はゲームの難易度がバカ高かったので攻略をすぐに諦め、時々行われる無料10連期間だけログインする人になっていた。
そんな2020年4月、幾度目かの無料10連期間に追加された新カード【空と青とアイツ】芹沢あさひ に心奪われ、更に新ユニット『ノクチル』が追加されるとの報が飛び込んできた。
ここでまんまと高山(=シャニマスの制作プロデューサー)の策略に嵌り、沼にズブズブと浸かり、シャニマスに課金したいからと就職を決意したのである。
シャニマスの何がいいって、音ゲーじゃないことかもしれない。じっくりアイドルをプロデュースし、どっぷりと質の高いシナリオを堪能できる、それがシャニマスのいいところ。シャニマスがどれだけいいゲームなのかは、僕が熱弁するよりよっぽど分かりやすい記事がゴロゴロ存在するので割愛。
シャニマスって言葉にするの難しいんだよな。シナリオの良さとか、ソシャゲらしからぬカードイラストの質感とか、アイドルたちの等身大の実在性とか、掘り下げられる部分は無限なのに、いざ語ろうとすると言葉が喉で渋滞してなにも言えなくなるような。結局「とりあえずアプリを入れてひとりアイドルをプロデュースしてみて」としか言えない。そんなゲームである。
シャニマスを契機に765プロのアイドルを掘り下げてみたりもし始めた。昨年の夏に先輩PからCD200枚超の過去の音源をいただいたので聴き進めているが、半年ほど経ってもまだ60枚ほどしか聴けていない。このペースだとあとどれだけ時間がかかるのか。その間にもまた新しい音源がリリースされ続けているので、これは無限なのかもしれない。アイマスは無領空処。
せっかくだし特に好きな数曲を貼り付けておくのでアイマスを知らない方にもぜひ聴いてみてほしい。アイマスは曲がいいので、曲からアイマスの世界に興味を持っていただけることもあるはず。
現在5タイトル存在しているアイマスの中で、唯一全然触れていないSideMを履修するのが今年の抱負かな。
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ポケカのハナシ。
就職と引越しのドタバタで長いこと離れていたポケカを、最近再開した。
ポケカは毎月新弾が出るから離れている間に知らないカードがどんどん増えていくし、アナログ(?)ゲームなのもあってスマホでポチポチできるシャニマスと違って毎日触って覚えていく気力と体力がないので、一言で再開といっても気持ち的にはまだ全く再開できた気になれていないのが現状。
それに加えてCレギュが使えなくなることも大きい。
このまえ宝島でたまたま遭遇したOKDさんが、Cレギュが落ちることで知ってるカードの比率が上がってプレイしやすくなると喜んでいたが、逆に自分にとっては知ってるカードがごっそり減っていよいよ知らないカードばかりになるんだよなあとしみじみしてしまった。
というかCレギュが落ちるということはBレギュが落ちてから1年経ったのか。時の流れが早すぎる。やはり自分にとって一番思い出深いのはBとCのカードだったので、本当に未知のレギュレーションになっちゃうんだなあと。
こんな画像を発掘した。Bレギュが落ちた時に作ったコラ画像である。こんなもの作る時間があるならレギュ落ち前にもっと触っておけよと思う。
ハピナスの亡霊は今でも背後に憑いていて、時々エクストラの5文字をちらつかせてくるけど、エクストラは本物の魔境だと認識しているので絶対やらない。
画像フォルダを色々見てたら過去のハピナスデッキのレシピもいくつか発掘したので、せっかくだし思い出語りでもしようかと思う。
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初めて組んだハピナスは確か2018年9月のマリルリハピナス。あまりに最初期なのでデッキレシピは残っていない。
マリルリのわざ「みずたまさがし」でエネを加速しハピナスで殴りにいくデッキ。弱かった。
次がその直後に組んだゼラオラハピナス。残念ながらこれもデッキレシピは残ってなかった。
ゼラオラGXのGXわざでハピナスのエネを加速するデッキ。これに加えマルマインGXの特性を利用して後半戦でエネを加速するデッキ。弱かった。
しかしマルマインGXくんとはここから長い付き合いになっていき、度々ハピナスデッキに投入されたり、マルヤクデデッキに放り込まれたりすることになる。ハピナスの次に思い出深いカードかもしれない。
次に可能性を見出したのは、カメラロールによると2018年11月ごろに組んだ炎ハピナスだったらしい。
この時期山形のむらくんと一緒にホウオウレシラムを組んだ記憶がおぼろげにあって、その応用でハピナスをぶっ込んでいたようだ。不純物の混入。リコール案件である。
この年の12月に拡張パック「タッグボルト」が発売され、時代はタッグチーム環境に。この時期どんなハピナス組んでたか全然覚えていない。ハピナスと喧嘩してた時期だったのだろうか。どなたか覚えている人がいたら教えて欲しい。この頃は確かフェローチェ&マッシブーンGXが気に入っていた。
ハピナスに革命が起きるのは、翌年2019年3月。
拡張パック「ダブルブレイズ」に、エンニュートとポリゴンZと溶接工とトリプル加速エネルギーが収録されたのである。世間がレシラム&リザードンGXに掻き回される中、ハピナス界隈は密かに色めき立っていた。
その時期のハピナスデッキがこちら。
めちゃめちゃ試行錯誤してますやん。上から3月、4月×2、5月、6月、7月、8月。ファミリーポケカに収録されたHP130のラッキーも革命だった。焼きナスは強いし美しかった。
その後はカメラロールに画像が残っていないが、画像に残すほどでもない程度に焼きナスを弄り回しながら、エレキほうクワガノンやゾロペル、レシリザやピカゼク等のタッグチーム、マルヤクデとかで遊んでたようだ。
Aレギュが落ちてビクティニやねがいのバトンが使えなくなったところにルミナスメイズの森が参戦したりなど、環境のうねりから外れたところでひっそりと一喜一憂していた。
カメラロールに残っている最後のハピナスデッキがこちら。
パワフル無色エネルギーが登場したことで、焼きナスよりもポリゴンZ型の方がいいという結論だったようだ。Bレギュ終盤に突如現れた"次世代のハピナス"ことウッウVmaxも5枚目のハピナスとして採用されている。しかしハピナスに次世代なんてなかった。無駄に釣りあがった値札をぶらさげて、彼はショーケースの隅で今でもそのアホ面を晒し続けている。
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僕の隣にはいつだってハピナスがいた。
こういう事言うのあまり良くないとも思うんだけど、自分にとってのポケモンカードは、競技として勝利を追求することに面白さを見出すコンテンツというより、コミュニケーションツールとしての側面が大きい。だから環境やそれに準ずるパワーのあるデッキだけでなく、エンタメ性が高く、気楽に握れるハピナスデッキがいたことは僕にとって救いだった。対戦相手と一緒にコインに一喜一憂するのが楽しかった。
バイト先に新しく入ってきたむらくんにポケモンカードを勧められ、ポケカをきっかけに新しい出会いが山ほど訪れたことは、当時死んだように生きていた自分にとって本当にありがたいことだった。
根本的にPvPに向いてない性格でありながらも細々とポケカを続けられているのは、そういった繋がりを大事にしたいからだ。むらくんには感謝してもし切れない。そんな彼ももう大学を卒業する歳だと思うと恐ろしい。長い年月が短すぎる。
結論そういったポケカを通した人との繋がりを大切にするためには、勝敗はひとまず置いとくにしても、とにかく迷惑をかけないプレイングを心がけなければいけない訳で、とどのつまり現在一番やるべきことはテキストを頭に入れて知らないカードを減らすことなのである。なかよくポケカをやるからこそ、そういうとこ頑張りたいよね。無事に話を冒頭に着地させられた。よかった。ほんとに着地できてる?
今週末には酒田チームと戦うらしい。とても楽しみである。でも一番楽しみなのはその後の飲み会かもしれない。せっかくなので全力で酔いつぶれにいきたい。ちょっといい話してた気がするのに最後で台無し。
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4200字書いた。5000字いきたかったけど満足したのでおわり。
きのうのシャニマスの更新で芹沢あさひさんの限定カードが来てしまいずっと憂鬱だったけど、文字を書いたらストレス解消になった。担当アイドルの新カードを素直に喜べなくなるのでガシャは本当に悪しき文化。寝ます。
~寝る前の一曲~